台風11号の影響により、高波や強風、そして各地で非常に激しい雨が降っています。
気象庁では1時間に50mm以上80mm未満の雨を「非常に激しい雨」、80mm以上の雨を「猛烈な雨」と表現しています。
ここ新潟県では、平成16年7月に発生した通称「7.13水害」が有名です。
中越地方を中心に広範囲で浸水被害が発生し、死者15名、家屋浸水1万棟という大規模な災害です。
この時の雨量は1日で約400㎜、最大雨量は80㎜未満の「非常に激しい雨」によって、もたらされたものです。
本日11時発表の「台風11号の今後の見通し」では、西日本の太平洋側で総雨量が「1000㎜」を超えるおそれがあるとされています。
また先週からの大雨で地盤が緩んでいる所もあります。
今から備えることができることは少ないかもしれません。
しかし、各種注意報や警報、避難勧告などに従って、十分お気を付け下さい。
さて、気象庁のHPでは、アメダスによる観測データを公開しています。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/info/heavyraintrend.html
7.13水害が起きた2004年は50㎜以上が観測された回数が、非常に多いことが見てとれます。
また、説明文にもありますが、年々増加している傾向のようです。
リスクに対して数理により、保険料を決定するのが保険商品です。
今後自然災害に備える保険商品は、どのようになっていくのでしょうか?