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令和6年能登半島地震に関する対応について

2024年1月1日午後4時10分、能登半島を震源とすると大きな地震がありました。
名称は「令和6年能登半島地震」となります。

被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

地震の規模はM7.6、これは平成28年の熊本地震より大きく、気象庁のデータを見る限りでは平成23年10月の東日本大震災(M9.0)以降で最大です。
大きな被害は能登半島に集中していますが、各地でも土砂崩れによる道路の通行止め、液状化現象などが発生しています。
※1月2日12時時点のNHK報道では、上越市の建物損害は28件程度とのこと。

当社は保険代理店でもありますので、保険の情報でお役に立てればと思います。

地震保険は政府との共同運営ということもあり、ルールが少し複雑です。
当地では建物被害よりも家財が中心ですので、家財の場合です

地震保険(JAなど除く)では、損害を4段階に分けて判断します。
・全損:損害の額が家財全体の時価額の80%以上となった場合 → 家財の地震保険金額(*)の100%(時価額が限度)
・大半損:損害の額が家財全体の時価額の60%以上80%未満となった場合 → 大半損:家財の地震保険金額(*)の60%(時価額の60%が限度)
・小半損:損害の額が家財全体の時価額の30%以上60%未満となった場合 → 小半損:家財の地震保険金額(*)の30%(時価額の30%が限度)
・一部損:損害の額が家財全体の時価額の10%以上30%未満となった場合 → 一部損:家財の地震保険金額(*)の5%(時価額の5%が限度)

このようなルールから、テレビだけ壊れた、食器が割れたなどではお支払い対象にならない場合があります。
政府との共同運営によりルールが統一されていますので、ご容赦ください。

今回の規模ですと保険会社が訪問し、損害を調査すると思われます。
訪問まで片付けられないわけでなく、損害の写真を撮影するようにお願い致します。
写真がない場合はお支払いができない場合もあります。
片付けた後の壊れた残骸などでも構いませんので、写真が重要です。

当社は年始休み期間中も公式LINE、当社フリーダイヤル(0120-20-7141)で受付をしております。
現地での確認も対応致しますので、お気軽にご連絡ください。

数日間は余震が続きます。
まずは皆様の安全を最優先された上で、ご対応いただけますようよろしくお願い致します。