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生命保険を難しくする特約という存在

Tokuyaku

初めてお会いするお客様には「生命保険って難しいですか?」とお聞きするのですが、ほとんどの方は「難しいです」と思われているようです。

理由はいろいろあるかと思うのですが、その一つに「特約」という存在があるのではないでしょうか?

今回は、そんな「特約」の話です。

生命保険の1つのご契約は、「主契約」「特約」によって、構成されています。

・1つの契約には、主契約は1つしかありません
・特約は複数ついている場合もあります
・特約だけでは契約できません
・特約がなく、主契約だけという場合もあります
・特約だけ解約することもできます

…難しいですね…この説明は止めましょう…


「難しいことをわかりやすく」ということで、携帯電話を例にとってみましょう。

1つの生命保険契約とは、携帯電話1台です。
仕事用、プライベートと2台持っている人もいらっしゃいますね。

さて、AさんもBさんも携帯電話が必要なので、契約しました。
Aさんは、電話しかしないので、カメラがついていない携帯を買いました。
Bさんは、電話も使うし、写真を撮ってSNSに投稿したい。そこで、高性能カメラ付き携帯を購入しました。

この例だと、本来の目的である「電話する」が主契約「カメラ」が特約なわけです。
「携帯電話のカメラだけ」って購入できないですよね。

さて、実はAさんはカメラが趣味なので、写真は必ず一眼レフで撮影します。
だから、Aさんはカメラもついてない携帯を購入したんですね。
Aさんにとっては、「カメラ」は妥協できないことだったわけです。

他にも、別々にしておいた方が後々に買い替えたり、いろいろ自由にできるというメリットも。


特約っていうと何となくお得な感じ、保険料も少な目なので思わず追加してしまいます。
しかし、それが主契約だとしても必要か?こういう観点で考えると、少しすっきりするのではないでしょうか?