代々木公園を発端としたデング熱がニュースになっていますね。
日本での発生は69年ぶりとのこと。現在のところ34名の方が感染されたようです。
大規模な感染には至らないようですが、少し心配ですね。
デング熱は、蚊によって媒介される感染症で、熱帯地域に多く見られる病気です。
治療薬がないというのも、特徴のようですね。
さて、このデング熱、他人事とは思えない思い出があります。
前職を退職してから、上越に戻ってくるまでの間、バリ島に一人で長期滞在していたことがあります。
もちろんバックパッカー向けの安宿(ロスメン)で、蚊なんてそこらじゅうに飛んでます。
旅も残すところ数日という時に、今までに経験したことのない高熱が!
こういう時に異国、しかも一人旅だと心細いですよね。
仲良くしていたバリニーズが心配してくれて、
「koji、それはデング熱だ。いいもの買ってきてやるからちょっと待ってろ。特効薬だよ!」
もう神様に見えましたよ、本当に。
待つこと30分程、満面の笑みで彼が買ってくれたのは、
「グアバジュースと羊の串焼き(サテカンビン)」...
それを見た時に、倒れそうになったのを覚えています。
※ネットから拾ってきたイメージ画像です。
スタミナつけて、ビタミンを摂取すれば大丈夫!ということらしいです。
※後で調べてみると、治療薬がないので、グアバジュースはポピュラーな民間療法のようでした。もちろん病院に行ってくださいね。
効いたかどうかは分かりませんが、無事帰国。
その足で病院に行ったら、インフルエンザでは?というオチに。
本当はどうだったんでしょうか?
なので、ニュースで「デング熱」と観る度に、不謹慎ながらも
「満面の笑みとグアバジュース、サテカンビン」
どうしても思い出してしまうのです。