梅雨あけはまだなのに…真夏日が続いていますね…
今年も夏は長くなりそうです…。無理はせず、上手にエアコンなどを使って熱中症対策していきましょう!
さて、2024年7月3日から20年ぶりにお札が変わりました!
そもそも約20年周期で行われる「改刷」の最大の目的は偽札の防止です。
今回のお札にも、簡単には偽造されないための最新技術が盛り込まれています。
お札を傾けるとホログラムの肖像が回転するという3Dホログラムが紙幣に採用されるのは世界初のこと!
そのほかにも、高精細すき入れ(すかし)、カラーコピー機では再現困難なマイクロ文字、紫外線を当てると印章などが浮かび上がる特殊発行インキなど…150年以上にわたり培われた偽造防止技術の結晶です!
【一万円札】
表面には、生涯に約500もの企業の設立などに関わったといわれ、実業界で活躍した渋沢栄一。
裏面には「赤レンガ駅舎」として親しまれた歴史的建造物の東京駅(丸の内駅舎)を描いています。
※寸法:縦76㎜×横160㎜ 現在発行されている一万円札と同じ大きさです。
【五千円札】
表面には女子英学塾(現:津田塾大学)を設立するなど、近代的な女子高等教育に尽力した津田梅子。
裏面には、古事記や万葉集にも登場し、古くから親しまれている花「フジ(藤)」が描かれています。
※寸法:縦76㎜×横156㎜ 現在発行されている五千円札と同じ大きさです。
【千円札】
表面には、破傷風血清療法の確立、ペスト菌の発見のほか、伝染病研究所、北里研究所を設立し後進の育成にも尽力した北里柴三郎。
裏面には、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎の代表作で知名度も高く、世界の芸術家に影響を与えた「富嶽三十六景(神奈川沖浪裏)」を描いています。
※寸法:縦76㎜×横150㎜ 現在発行されている千円札と同じ大きさです。
これまで使われてきた紙幣は役目を終えるとどんどん入れ替わっていくのですが、
この「使い終わった紙幣」はどうなるか?みなさんご存じですか???
まず、お札の寿命は千円札・五千円札で平均1~2年だそうです(ʘʘ)!!
おつりなどでやりとりする機会が多いので傷みやすいようです。
一方で一万円札は4~5年もちますが、毎年かなり多くの紙幣が役目を終えていることが分かります。
日銀には日々様々な金融機関からお金が持ち込まれていて、そのなかで日銀が「流通に適さない」と判断した紙幣は回収されて、代わりに新品のお札が流通します。
そして回収された紙幣は日銀の本店や支店で細かく裁断されます。裁断されたくずは一般廃棄物として処分されたり、一部はトイレットペーパーなどにリサイクルされています!
身近なものにリサイクルされているなんて驚きですね☺︎☺︎
まだ当社スタッフは新紙幣とご対面できてませんが、ご対面できる時を楽しみにしています(^^)