今週、娘の幼稚園で「お茶のおけいこ」の発表会がありました。
私も幼いころ、同じ幼稚園に通っていましたが、その当時も年長さんになると普段から「お茶のおけいこ」がありました。
2学期の終わりになると普段の練習の成果を披露してくれます。今回は前回の長男のお茶のおけいこ発表から3年がたち、私も久しぶりのお茶会。畳の縁を踏まないよう、慎重に入ります…笑
普段の練習では手を膝の上に揃える正しい座り方をはじめ、お点前やお菓子を頂戴するときの作法を教わっています。なかなか年長児でこのような経験はできないので、私自身もいい経験になったと感じていますし、同じような経験を我が子にもさせてあげられることを嬉しく感じます。
今回は保護者をお招きしての「お茶のおけいこ」なので、園児は一生懸命にお茶やお菓子を運びます。
普段とは違った緊張感のある顔もまた、子どもたちの成長を感じます…
まずはご挨拶から。続いてお菓子・お茶をお運び。最後にお茶をおさげしてもらい、お茶のお稽古で一緒に習った「五七五」を披露してもらいました。子供たちの「五七五」には季語がないので「俳句」ではありませんが、それぞれが考えた「五七五」には自分の好きなものや感じたものが詰まっていて、どれも素敵でした。我が子は秋に行ったレモネードスタンドがかなり印象的だったようで、「れもねーど」を使った五七五でした・ᴗ・
茶道のお辞儀には、深々と頭を下げる「真」、上半身を30度ほど前に倒す一般的な「行」、指先を軽くつくだけの「草」があります。
【真】最も丁寧な気持ちを動作で表すものです。挨拶やお茶をいただく際などに使います。
【行】お客同士で挨拶をするときなどに使います。お菓子をいただく際に次のお客さまに「お先に」をするお辞儀です。
【草】最も軽いお辞儀で会釈に相当します。亭主がお点前中に挨拶をするときなどに使います。
多くの作法があるので、子どもたちも普段の練習からとても集中しています。集中といえば…うちの子は二人とも集中すると下べろがペロッと出てしまいます。笑 これはうちの子だけでしょうか?子どもあるあるなのでしょうか( ⚆ ⚆ )??笑
小さいときからの癖なので、集中したときの下べろを見るといつまで見れるかな、なんて微笑ましくもあり、寂しくもあります。
また今回のお茶のおけいこ発表も我が子の成長を間近でみれてとてもいい時間となりました❀´-