12月に入り、いよいよ本格的な冬が訪れます。当社のある新潟県上越市では、今週末から雪マークが天気予報に登場し、冬の到来を感じさせる状況です。山間部だけでなく、平野部でも雪が降り始めるかもしれません。今年の冬はどのような様子になるのでしょうか。積雪の予想や今後の対策について考えてみましょう。
気象庁の冬季予報と積雪予想
気象庁が発表した2024年–2025年の冬季予報によると、今年は全国的に気温が平年並みかやや低いと予想されています。新潟県は日本海側に位置し、例年、冬型の気圧配置による影響を受けて多くの雪が降ります。今年も同様の傾向が見られ、例年以上の積雪が予想されています。今年は強い寒波の影響で、平年よりも多くの雪が降る可能性が指摘されています。
特に12月中旬から1月にかけて、強い寒波の到来が予測されており、新潟県の山間部では1メートルを超える積雪が記録される可能性があります。一方、平野部でも数十センチ程度の積雪が予想され、日常生活に影響を及ぼす可能性があるため、備えが必要です。
雪への備え ― 今からできること
冬の新潟で安心して過ごすためには、早めの準備が欠かせません。以下のポイントをチェックしておきましょう。
- タイヤ交換 雪道での安全運転を確保するために、スタッドレスタイヤへの交換を済ませておきましょう。特に今週末以降、路面が凍結する可能性があるため、早めの対応が求められます。
- 除雪道具の準備 除雪スコップや雪かき機の点検を行い、必要に応じて新調してください。新潟の雪は湿り気が多く重たいので、使いやすい道具を揃えることが重要です。
- 非常食や防災用品の備蓄 大雪で交通網が麻痺することも考えられるため、非常食や水、懐中電灯、モバイルバッテリーなどの備えも万全にしておきましょう。また、雪害による損害をカバーする保険の見直しも重要です。火災保険や自動車保険に雪害対応の特約が含まれているか確認し、不足があれば適切な補償を追加しましょう。
- ご近所付き合いの確認 雪かきや除雪作業は一人では大変です。近隣住民との助け合いや情報共有が、冬の生活を円滑にする鍵となります。
雪が降ると生活に不便なことも多いですが、新潟の冬ならではの美しい雪景色やウィンタースポーツの楽しみもあります。妙高高原や湯沢エリアでは、12月中旬頃から各スキー場がオープン予定となっています。
また、冬の味覚として、新潟産の魚介類や日本酒も見逃せません。寒さが厳しいからこそ味わえる食の楽しみを満喫するのも一興です。
